補聴器が“みみ”になるまでのステップ
○ 初めての方は無理をしない

◇ゆっくり時間をかけて
ほとんどの方は補聴器をつけると“パ!”と聴こえるようになると認識されています。しかし、いきなり聴こえる様にするとやかましくて使えません。
音に対して脳がすぐには順応できないからです。
良くも悪くも脳の順応する能力が優れているため、
聴こえにくい=静かな環境に順応してしまっているのです。
しかも何十年もかけて徐々に静かな世界になっているため、
補聴器により聞こえを取り戻すと脳はパニックです。
段階的な音量管理と音に対する感覚を考慮し補聴器のチューニングを行います。
無理なく装用できるようにフィッティングとカウンセリングが重要になります。
最初から無理なくゆっくりステップアップが基本です。